<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"><channel><title>天香屋｜読みもの</title><description>世界各地の提携生産者のもとで結香させた栽培沈香・栽培伽羅の専門店。主力は中国・海南島（量産）と広東（試験栽培）。洗浄と選別を経て倉庫で一年寝かせ、重量が安定してから量って販売しています。</description><link>https://tenkoya.jp/</link><language>ja</language><item><title>沈水すれば良い香木なのか — 沈む・沈まないの話</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/chinsui/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/chinsui/</guid><description>沈水（じんすい）とは、香木を水に入れたときに沈むことをいいます。木部そのものは水より軽いため、樹脂が空隙を埋めて全体の比重が1を超えると沈みます。つまり沈水は樹脂量が多いことの証明であって、香りの質そのものを保証するものではありません。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>沈香とワシントン条約 — 海外から買う前に</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/cites/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/cites/</guid><description>沈香樹（アクイラリア属）とギリノプス属は、ワシントン条約（CITES）の附属書IIに掲載されています。附属書IIは取引の禁止ではなく、国際取引に輸出国の許可書を必要とする区分です。栽培された木から採れた沈香も、この対象から外れません。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>はじめて香木を買う人へ — 失敗しない順序</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/hajimete/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/hajimete/</guid><description>香木を買うときは、順序があります。どのくらいの頻度で焚くかを決める、野生か栽培かを決める、少量で試す、焚き方を決める、記録を取る。この5つを先にやっておくと、買ってから後悔することが減ります。とくに最初の2つを飛ばすと、金額の桁を間違えます。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>栽培伽羅の品種 — 香りは品種が、値段は樹脂が決める</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/hinshu/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/hinshu/</guid><description>香木の品種とは、栽培沈香で母樹から接ぎ木によって受け継がれる系統のことです。実生ではなく接ぎ木で殖やすため、母樹の性質がそのまま固定されます。香りの傾向は品種が決め、値段は樹脂の乗り方が決める——この二つの軸は、別のものです。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>香木の保存 — 密閉して、暗いところに置く</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/hozon/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/hozon/</guid><description>香木は密閉容器に入れ、直射日光と蛍光灯の当たらない涼しい場所に置くのが基本です。目安は湿度40〜60％、温度15〜25℃。高温多湿ではカビと虫害のリスクが上がり、乾燥しすぎると割れが出ます。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>沈香と伽羅は何が違うのか — 同じ木で、呼び名が違う</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/jinko-to-kyara/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/jinko-to-kyara/</guid><description>伽羅（きゃら）とは、沈香のうちとくに樹脂の質が良く、香りが繊細なものを指す日本独自の呼び名です。別の樹種ではありません。同じジンチョウゲ科の木から採れた香木のうち、香道の世界で最上位に置かれたものを伽羅と呼びます。白檀はこれとは系統の違う木で、沈香の仲間ではありません。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>洗って、選り分けて、一年寝かせる — 当店が香木を売るまでにしていること</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/kakou-kotei/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/kakou-kotei/</guid><description>栽培沈香は、農園から採ったままの状態では商品になりません。人為的に開けた孔の内部には木屑や土が残り、伐りたての材は水分を多く含んでいます。当店は超音波洗浄・切断・剔除・二次洗浄・乾燥を経たうえで、倉庫でおよそ一年寝かせてから出荷しています。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>香りを言葉にする — 香道の五味と、栽培伽羅の産地の言い方</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/kaori-no-kotoba/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/kaori-no-kotoba/</guid><description>日本の香道では香木の香りを五味（甘・酸・辛・鹹・苦）で言い表し、性格によって六国に分類してきました。栽培伽羅の産地の香木業界では甜（甘さ）・涼（冷たさ）・清（澄んだ感じ）・奶香（乳のような甘さ）といった語彙が使われます。どちらも、味覚の言葉を借りて嗅覚を記述する方法です。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>なぜ熱を加えると香るのか — 温度が香りを決めています</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/kaori-no-shikumi/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/kaori-no-shikumi/</guid><description>沈香は常温ではほとんど香りません。香りの成分は樹脂の中にあり、常温では揮発しにくいためです。熱を加えると揮発して鼻に届きます。低い温度では揮発しやすい成分だけが出て、温度を上げるほど出てくる成分が増え、上げすぎると熱分解して焦げた匂いが混じります。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>結香 — 栽培沈香は、どうやって香りを持つのか</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/kekkou/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/kekkou/</guid><description>結香（けっこう）とは、沈香樹に傷を与えて樹脂を沈着させる工程のことです。沈香樹は健康なままでは香りません。傷を受けた木は、防御反応として樹脂を分泌します。それが時間をかけて木部に溜まったものが沈香です。産地でいま主流なのは、実生の白木香に伽羅系統の母樹から接ぎ木し、二年ほど育ててから幹に穴を開ける「打眼」という方法です。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>奇楠（きなん）とは？栽培伽羅の産地で最上とされる系統</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/kinan-towa/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/kinan-towa/</guid><description>奇楠（きなん）とは、栽培伽羅の産地の市場で、沈香の最上位に置かれる呼称です。樹脂が柔らかく粘りがあり、常温でも香る。この性質で他の沈香と区別されます。日本の「伽羅」と重なる部分はありますが、由来する評価体系が違うため、同じものとしては扱えません。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>香炉と道具 — 何から買えばいいか</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/kouro/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/kouro/</guid><description>香木を焚くのに最低限必要なのは、香炉と灰、そして着火具です。電子香炉を使う場合は、温度が数字で表示されるものを選んでください。当店は灰や炭の上に直接置いて焚く方法をおすすめしているため、香道の空薫で使う銀葉は、はじめの一式には入れていません。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>栽培伽羅の見分け方 — 粗悪品を掴まないための7つの確認</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/minowakekata/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/minowakekata/</guid><description>栽培伽羅は、同じ呼び名の中に野生品に近い密度のものからほとんど樹脂の乗っていないものまで混在しています。見分けるには、売り手の情報開示（栽培品の明示・産地・重量の実測・工程）と、届いてから自分で確かめられること（断面・匂い・加熱）の両面を見る必要があります。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>香木の値段は、なぜこんなに違うのか — 1g百円台から7万円台まで</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/nedan/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/nedan/</guid><description>香木の価格差は、野生か栽培かという出自、樹脂の沈着量、そして流通経路の長さの三つでほぼ決まります。野生の伽羅は1gあたり26,400〜77,000円（2026年8月・当店調べ）、栽培伽羅は数百円から一万円を超えるものまで、栽培沈香の普通品はさらに下に分布しており、同じ「沈香」の名でも桁が二つ違います。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>栽培伽羅とは？野生の伽羅との違いと、選ぶときに見るべきこと</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/saibai-kyara-towa/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/saibai-kyara-towa/</guid><description>栽培伽羅とは、植林した沈香樹に人の手で結香（樹脂の沈着）を促して採取した香木です。自然に結香した野生の伽羅とは、結香までの過程も樹齢も樹脂の密度も違います。日本の香道が野生の伽羅に用いてきた等級体系とは別の評価軸で見る必要があります。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>焼香に使う香木 — 抹香・焼香・沈香の関係を整理する</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/shoukou/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/shoukou/</guid><description>日本の仏事で使う「焼香」は、白檀や沈香に桂皮・大茴香などを配合した粉末を指すのが一般的です。樒（しきみ）の葉や皮を粉にしたものは「抹香」と呼び分けます。沈香そのものは、これらを調合するための香原料のひとつであり、単体で焚くこともできます。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>栽培伽羅の焚き方 — 温度は80〜120℃、それ以外は素直に焚く</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/takikata/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/takikata/</guid><description>当店の栽培沈香は油分が多く、直接火を点けて焚けます。おすすめは、熾した香炭の上に小片を載せるか、香炉の灰の上に置いて直接火を点ける方法です。温度を管理したい場合は電子香炉で80〜120℃。銀葉を使う香道式の空薫は、この香木の性質に合いません。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item><item><title>「天然」という言葉について — 当店での使い方を決めました</title><link>https://tenkoya.jp/kiji/tennen/</link><guid isPermaLink="true">https://tenkoya.jp/kiji/tennen/</guid><description>香木の市場で「天然」という言葉は、野生（山で自然に結香したもの）という意味と、本物・無添加（材が本物の沈香木で、着色や注油などの加工をしていない）という意味の、二つで使われています。同じ言葉が別のものを指すため、売り手と買い手のあいだで認識がずれやすい言葉です。</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate></item></channel></rss>